専門家が徹底解説!経営所得安定対策とは⁉
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掲載日:2024年4月12日
経営所得安定対策
対象エリア
制度の対象者
1.畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)
①対象農産物 |
麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょ、そば、なたね |
②支払い方法 |
生産量と品質に応じて交付する「数量払」を基本とし、当年産の作付面積に応じて交付する「面積払」は数量払の先払いとして支払われます。 交付単価は(現時点。3年ごとに見直されます)、面積払が10アールあたり2万円、数量払いが例えば小麦の場合は60kgあたり5,930円(課税事業者の場合。免税事業者は6,340円)、大豆の場合は60kgあたり9,430円(課税事業者の場合。免税事業者は9,840円)です。 |
2.米・畑作物の収入減少影響緩和交付金(ナラシ対策)
①対象農作物 | 米、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用ばれいしょ |
②支払い方法 |
農業者の米、麦、大豆等の当年産の販売収入の合計(当年産収入額)が、標準的収入額を下回った場合にその差額の9割が補填されます。財源は農家の積立金と国が1:3です。 基準となる数字ですが、「標準的収入額」は直近5年の収入額のうち、最高年と最低年を除いた3か年の平均収入額で、品目ごと、地域ごとに計算しています。各年産の収入額は、米であれば、地域の産地品種銘柄のうち、数量の多い上位3銘柄平均販売価格に、地域の実単収を乗じて算出します。 「当年産収入額」は当年産の収入額として、品目ごと、地域ごとに計算しています。当年産の収入額は、米であれば、当年産の地域の産地品種銘柄のうち、数量の多い上位3銘柄平均販売価格に、当年産の地域の実単収を乗じて算出します。 この「ナラシ対策」と類似した制度で農業共済組合による「収入保険」がありますが、どちらか一方を選択して加入することができます。 |
申請のポイントと行政書士からひとこと
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