『CONNECT+』Vol.8:地域企業の突破口
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掲載日:2024年9月20日
南相馬から宇宙へ ものづくり×ロボット産業の共創革命
「南相馬×ロボット・宇宙」に惹かれ国内企業が集結
東京でもない、大阪でもない、仙台でもない。人口6万人ほどが暮らす福島県南相馬市でこそ生まれ得るビジネスがあり、叶え得る未来がある――と聞いたら、驚くでしょうか。「ロボットのまち」そして「宇宙産業のまち」としてにぎわいを増す同市は、日本全国から80社以上もの企業を引き寄せ、日々新たな共創が芽吹いています。
今回は南相馬市ロボット・次世代産業推進室 室長の安藤正太郎さんに2014年に発足した「福島イノベーション・コースト構想(福島イノベ構想)」についてインタビューいたしました。同市に整備されたのが「福島ロボットテストフィールド(RTF)」です。この施設は、東西約1000m、南北約500mに広がり、災害対応ロボットや水中探査ロボット、無人航空機などの実証試験や性能評価、操縦訓練が行われる場として、世界的にも稀な規模を誇ります。橋梁やトンネルといった実証試験用の設備が整っている点でも、他に類を見ない施設です。
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